加温・加湿機能付 オゾン/UV表面処理装置(EKBIO-1100)の特長
本製品は、オゾンと紫外線を利用した研究用の表面処理装置です。
PEG基板(ポリエチレングリコールで化学修飾したガラス基板)を利用して、細胞アレイ、プロテインアレイの製作や、オゾン/紫外線を利用した機材の表面除菌、濡れ性の制御(親水化)、吸着特性の制御 などに利用できます。
オゾン/UV表面処理装置(型式 :EKBIO-1100)
処理槽内部
PEG基板
ステンレス製マスク
製品の特長
本製品は、放電式オゾン発生器、オゾン発生UVランプ、オゾン分解器等から構成され、予熱・加湿用ヒータにより温度の影響を受けずに安定した条件でオゾン/UV処理が可能です。
- 1. 放電式オゾン発生器
- ON/OFF設定が可能です
酸素パージ時に放電式オゾン発生器を作動させ、短時間でオゾン濃度を高めます。 - 2. オゾン発生UVランプ
- オゾンレスランプも使用可能です
254nm以外に185nmの紫外線も放射し、オゾンを生成します。 - 3. 予熱用ヒータ
- 低温時における紫外線ランプの性能低下を防止し、光量及び反応性を安定させます。
- 4. 加湿用ヒータ
- シャーレに入れた水を加熱し、槽内の湿度を高め、オゾン/UVの効果を促進します。
- 5. オゾン分解器
- 処理後、槽内に残留したオゾンは、装置内蔵の分解器により安全に処理されます。
構造
本装置のご使用には、別途下記が必要です。
1.酸素ボンベ(減圧弁)
2.窒素ボンベ(減圧弁)
3.配管/継手類 など